会社選び 2026.10.31

ツヅモルの料金と別途費用をどう見るか

ツヅモルの費用は、月額の基本料金だけで判断しないことが大切です。撮影・編集の依頼範囲と社内の役割を合わせて確認すると、自社に必要な予算が見えてきます。この記事では、公開料金の読み方と見積もりの準備を整理します。

結論:基本料金・実制作費・社内対応を分ける

ツヅモルのディレクション基本料金は、月額10万円〜です。初期費用は0円、最低契約期間は6カ月です。企画する長尺動画は月2本までが基本となります。月額表示だけを見て、撮影から完成動画の納品まで含むと考えないようにしましょう。

サービス紹介資料には、編集費を含めた平均総額が月15万円程度とあります。ただし、これは一律価格でも、上限額でもありません。編集の内容や訪問撮影の有無などによって総額は変わります。自社の条件に当てはめた見積もりが必要です。

区分確認する内容予算上の扱い
基本料金戦略・企画・台本・制作ディレクション・投稿設計・月次改善月額10万円〜を起点に契約範囲を確認
実制作費動画編集・サムネイル制作・訪問撮影など依頼内容に応じて別途見積もり
社内対応事業情報の提供・出演・撮影体制の準備・確認承認支払額とは別に人の時間を確保

制作ディレクションとは、撮影や編集の進め方と完成基準を決める仕事です。実際にカメラを回したり、動画を編集したりする作業とは分けて考えます。この区別が、予算と役割を整理する出発点になります。

背景:同じ月額でも依頼する作業が違う

企業によって、すでに持っている制作体制は異なります。社内で撮影でき、既存の編集者へ依頼できる会社もあります。一方、撮影場所の準備から外部の協力が必要な会社もあります。両者を同じ条件で見積もると、必要な仕事が抜けてしまいます。

また、撮影担当がいることと、企画が進むことは別です。何を話すか、どこまで説明するかが決まっていなければ、機材や編集者がいても制作は止まります。反対に、企画が決まっていても、出演者の予定や社内承認が取れなければ公開できません。

そこで、料金比較では「動画が何本できるか」だけでなく、誰がどの判断を担うかを確かめます。資料にある支援範囲と、自社が期待する作業を照合してください。撮影まで任せたい場合は、訪問撮影の条件を別に伝える必要があります。

具体的な進め方:見積もり前にそろえる情報

ステップ1:社内で担える作業を具体的に書く

まず、出演者、撮影担当、内容を確認する人、最終承認者を挙げます。「広報が対応する」という一言では、実際にできる範囲が分かりません。撮影する場所を確保できるか、音声を確認できるか、素材を渡せるかまで分けます。

既存の編集者がいる場合は、その方に引き続き依頼したいことを伝えます。過去の動画や現在の指示書があれば、必要な追加支援を説明しやすくなります。ただし、共有する素材は公開可能なものを選び、社内の取り扱いルールを確認してください。

社内でできることと、これから覚えることは別に記録します。担当者が未経験の工程を「内製できる」として予算から外すと、開始後に負担が表面化します。経験がない場合は、試し撮りや作業確認を前提に相談するのが現実的です。

ステップ2:実制作の条件をそろえる

編集については、完成動画のイメージ、字幕の扱い、図解の必要性、素材の状態を伝えます。参考動画を渡す場合も、色、字幕、図解、話の順序のどれを参考にしたいかを添えます。「このような感じ」だけでは、作業量の認識がずれることがあります。

訪問撮影を検討するなら、撮影場所と予定する内容を伝えます。現場紹介か、定点での解説かによって、準備する素材や人員は変わります。交通費、機材、撮り直しなどの扱いも、見積書に記載されるか確認しましょう。ここで個別の単価を推定する必要はありません。

  • 編集、サムネイル、撮影を誰が担当するか
  • 見積もりに含む成果物と、納品されるデータの範囲
  • 修正の対象と進め方、追加費用が生じる条件
  • 社内確認の期限と、遅れた場合の進行方法
  • 税の扱い、支払い条件、更新や終了時の条件

これらは確認項目であり、特定の条件が標準で含まれるという意味ではありません。特に税込・税別の区分は、公開資料だけで断定せず、正式な見積もりで確認します。

ステップ3:最低契約期間を含む予算で比べる

月額が予算内でも、継続期間中の支出と社内時間を確保できなければ運用は難しくなります。最低契約期間は6カ月です。比較時は契約期間中の現金支出と社内工数を分けて並べると、判断しやすくなります。

計算は、基本料金に必要な実制作費を加え、各月の条件に応じて積み上げます。初回だけ必要な作業や、撮影が発生する月は分けて記入します。編集費込みの平均額をそのまま毎月の確定額として入力しないことが重要です。

社内工数は、支払先への料金ではありません。それでも、出演準備や承認に時間が必要な点は経営判断に関わります。担当者の通常業務をどう調整するかまで決めると、費用だけを承認して人の予定が確保されない事態を避けやすくなります。

仮想例:既存編集者を活かす場合

ここでは、社内専門家が出演し、既存の編集者がいる会社を想定します。これは説明用の仮想例で、導入実績ではありません。課題は編集の遅さではなく、毎月のテーマと指示が決まらないことだとします。

この会社なら、まず企画・台本・完成基準を誰が担うか整理します。撮影は社内で続け、編集は既存の依頼先に残す案を比較できます。そのうえで、既存編集者との連携方法と、支援側が確認する範囲を相談します。編集を二重に発注する前に、仕事の重複を確認する考え方です。

一方、社内撮影が成立しないなら、同じ案では進められません。訪問撮影を加えた条件で見積もり直します。予算が合わない場合は、必要品質や撮影内容を見直し、それでも難しければ開始時期を再検討します。

よくある失敗:平均額から逆算して全部を含める

よくある行き違いは、平均総額をパッケージ価格として受け取ることです。平均月15万円程度という情報から、編集や訪問撮影の範囲を自動的に決めることはできません。見積もりでは、総額だけでなく項目ごとの対象作業を確認してください。

また、「外注したので社内の作業はない」という前提も避けます。事業の正確性や公開可否を判断する人は社内に必要です。担当窓口だけを決め、出演者や承認者と話していない場合は、契約前に協力範囲をそろえましょう。

まとめ:価格の前に、依頼範囲を合わせる

ツヅモルの料金を見るときは、基本月額、別途の実制作費、社内対応の三つを分けます。最低6カ月の条件と、自社が継続して担える役割を合わせて確認してください。価格の安さだけでなく、止まっている仕事を誰が進めるかが比較の軸になります。

ツヅモルの資料一覧からサービス紹介資料を確認し、出演・撮影・編集の現状を整理してみてください。見積もり相談では、その条件を伝え、含まれる作業と別途費用を照合することから始めましょう。

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