ノベルティ

展示会ノベルティ・配布物の選び方|「配って終わり」をリードに変える5基準

2026.06.07 · 読了 5分

「配って終わり」のバラマキから、商談につながる配布物へ

3役割
PURPOSE

5基準
SELECTION

2段階
HANDOUT TIMING

展示会のノベルティ選びが「予算内で、なんとなく喜ばれそうなもの」になっていませんか。多くの企業で、配布物は「配って終わり」のバラマキになり、リード獲得につながっていません。ノベルティや配布物は、本来「足を止めるきっかけ」「会話の糸口」「出展後に思い出してもらう装置」として機能させられます。本記事では、展示会支援サービス「展示会LOVE」の知見をもとに、配布物の役割・選び方の基準・渡すタイミングを、リード獲得の視点から解説します。

Chapter 01配布物の3つの役割(バラマキとの違い)

展示会の配布物とは、ノベルティ(記念品)・パンフレット・チラシなど、来場者に渡すものの総称です。重要なのは、これらを「とりあえず配るもの」ではなく、リード獲得の各段階を助ける道具として捉えることです。配布物には大きく3つの役割があります。

3 ROLES OF HANDOUTS

① 足を止める 通路で目を引く きっかけづくり 手に取りたくなる

② 会話の糸口 スタッフの声かけ に自然につなぐ 課題ヒアリングへ

③ 出展後の想起 持ち帰って 思い出してもらう フォローの接点に

3つの役割を意識すると、配布物は「バラマキ」から「リード獲得の道具」になる

図1:展示会の配布物が担う3つの役割

バラマキとの最大の違いは、配布物が次の行動(会話・記録・フォロー)につながっているかです。役割を意識せずに配ると、来場者は受け取っても会社名すら覚えていません。3つの役割のどれを狙うのかを決めてから選ぶことが、配布物を成果につなげる第一歩です。

Chapter 02ノベルティ選びの5つの基準

ノベルティを選ぶときは、「喜ばれるか」だけでなく、リード獲得に効くかという視点で判断します。次の5つの基準で評価しましょう。

ノベルティ選び 5つの基準
  • 関連性:自社の製品・サービスやメッセージと結びついているか(無関係な景品はブランドが残らない)
  • 実用性:来場者が持ち帰って実際に使うか。使われるほど想起のチャンスが増える
  • 残存性:すぐ消費されず、デスクや日常で長く目に触れるか
  • 携帯性:会場で持ち歩きやすいか。重い・かさばるものは敬遠される
  • 会話誘発性:渡す際にスタッフの声かけ・説明のきっかけになるか

とくに見落とされがちなのが「関連性」です。万人受けする実用品は喜ばれますが、自社と無関係だと「もらったけど何の会社か覚えていない」となりがちです。自社のメッセージや課題提起と結びついたノベルティのほうが、想起とフォローにつながります。

DOCUMENT
配布物の企画・選定チェックシートを無料配布中

5つの基準と渡すタイミングを整理し、配布物をリード獲得につなげる設計シートをお渡ししています。

資料を受け取る

Chapter 03「渡すタイミング」で配布物を2つに分ける

配布物は「何を配るか」だけでなく「いつ・誰に渡すか」で効果が変わります。来場者の段階に応じて、2種類に分けて用意するのが効果的です。

01

誰にでも渡す「軽い配布物」

通路を歩く来場者に気軽に渡し、足を止めるきっかけにするもの。軽くて持ち歩きやすいノベルティや、要点をまとめた薄いチラシが向きます。ここでの目的は接触のきっかけづくりで、深い情報は載せません。

02

会話した相手に渡す「重い配布物」

ブースで会話し、名刺交換した相手に渡すもの。詳しい製品資料・事例集・専用LPへのQRコードなど、検討を後押しする情報を盛り込みます。会話した相手だけに渡すことで、配布コストを抑えつつ、本命のリードに深い情報を届けられます。

すべての来場者に分厚い資料を配るのは、コストの無駄であり、来場者の負担にもなります。軽い配布物で広く接触し、重い配布物を会話した相手に絞る——この2段階で、配布物の費用対効果が大きく変わります。重い配布物に専用LP(専用LP記事)へのQRを載せておくと、出展後のフォローにもつながります。

Chapter 04リード獲得につなげる配布の工夫

配布物そのものより、「どう渡すか」がリード獲得を左右します。次の工夫で、配布を会話・記録・フォローにつなげます。

  • 渡す前に一言添える:「〇〇でお困りではないですか」と課題提起しながら渡すと、会話が始まりやすい
  • 名刺交換とセットにする:重い配布物は「資料をお送りするので名刺を」と、記録につなげる口実にする
  • QRコードで次の接点を残す:配布物に専用LPや資料 DLのQRを載せ、出展後も行動できる導線をつくる
  • 在庫を「会話の質」で管理する:軽い配布物を配り切ることを目的化せず、会話につながった数を重視する
MODEL CASE

配布物を2段階に分けた場合の典型的な変化(モデルケース)

全員に同じ分厚い資料を配っていた状態から、軽い配布物(接触用)と重い配布物(会話した相手用)に分け、重い配布物に専用LPのQRを載せると、配布コストを抑えながら、名刺交換と出展後フォローにつながりやすくなるのが一般的な傾向です。配布物を「配り切る」目的から「会話と記録につなげる」目的に変えることがポイントです。

変える点
一律配布 → 2段階配布
重い配布物
会話した相手+QRで導線
指標
配布数より会話・名刺数
連動
専用LP・フォローへ

※一般的な傾向をもとにしたモデルケースです。実際の効果は配布物・運用により異なります。

Chapter 05よくある失敗と避け方

よくある失敗

「配り切ること」が目的になってしまう

用意したノベルティを全部配ることがゴールになると、誰彼構わず手渡し、会話も記録も生まれません。配布数はリード数ではありません。配布は会話・名刺交換のきっかけと位置づけ、配り切ることを目的にしないことが重要です。

その他にも、次のような失敗がよく見られます。いずれも「リード獲得につなげる」という視点が抜けたときに起きます。

  • 自社と無関係な人気景品を選ぶ:行列はできるが、会社名も製品も記憶に残らない
  • 全員に高価な資料を配る:コストがかさみ、本命のリードに資源を割けない
  • 配布物に次の導線がない:QRコードもLPもなく、持ち帰った後の行動につながらない
  • 渡すだけで会話しない:手渡しが作業化し、課題ヒアリングのきっかけを逃す

配布物は、ブースで足を止め(3秒ルール)、滞在させ(ブース設計)、会話して記録するという一連の流れの中に位置づけて初めて活きます。単体で「何を配るか」だけを考えても、成果にはつながりません。

Checkセルフ診断|あなたの配布物はリードにつながっているか

自社の配布物・ノベルティが、リード獲得につながる設計になっているかを、以下の10項目で診断してみてください。該当する項目をタップすると、チェックした数が下にカウントされます。

あなたの配布物の設計を自己診断

該当する項目をタップして✓を付けてください。チェックした数が下にカウントされます。

YOUR SCORE

/ 10
チェックの数で、あなたの配布物設計の現在地を確認
  • 0〜3個バラマキフェーズ
  • 4〜6個役割意識フェーズ
  • 7個以上リード連動フェーズ
LEVEL 01 / BASIC

0〜3個:バラマキフェーズ|配布が成果につながっていない段階

配布物を「とりあえず配るもの」として扱っている状態です。まずは配布物に役割(足を止める/会話/想起)を持たせ、自社のメッセージと関連づけることから始めましょう。さらに、軽い配布物と重い配布物を分けるだけで、配布コストと会話の質が変わります。

PRIVILEGE FOR YOU

この段階の方には「配布物の企画・見直し無料相談」がおすすめです。
記事末尾のフォームから「配布物診断スコア:◯/10」とお伝えください。

LEVEL 02 / GROWTH

4〜6個:役割意識フェーズ|配布物の選び方は押さえています

配布物の役割と選び方は意識できているレベルです。ここからは、2段階配布(軽い/重い)の運用、QRコードでの導線づくり、渡す際の声かけの工夫で、配布をより確実に会話・記録・フォローへつなげられます。専用LPとの連動が効果的です。

PRIVILEGE FOR YOU

この段階の方には「配布〜フォロー連動の相談」がおすすめです。
記事末尾のフォームから「配布物診断スコア:◯/10」とお伝えください。

LEVEL 03 / ADVANCED

7個以上:リード連動フェーズ|配布物がリード獲得に組み込まれている段階

配布物を会話・記録・フォローに連動させられている高水準の状態です。ここから先は、配布物単体ではなく、ブース設計・専用LP・出展後フォローまでを一気通貫で設計するフェーズです。配布物を「コスト」ではなく「リード獲得の投資」として運用できる段階に入っています。

PRIVILEGE FOR YOU

この段階の方には「出展全体の設計・個別相談」がおすすめです。
記事末尾のフォームから「配布物診断スコア:◯/10」とお伝えください。

FAQよくある質問

人気のノベルティを選べば来場者は増えますか?
行列はできますが、自社と無関係な景品だと「もらっただけ」で会社名も製品も記憶に残りません。来場者数より、会話・名刺交換につながったかが重要です。自社のメッセージや課題と関連したノベルティのほうが、想起とフォローにつながります。

配布物にどのくらい予算をかけるべきですか?
配布物単体で考えるより、出展全体の費用配分の中で判断します。高価なノベルティを全員に配るより、軽い配布物で広く接触し、会話した相手にだけ充実した資料を渡すほうが費用対効果は高くなります。費用配分の考え方は別記事もご参照ください。

パンフレットは全員に配るべきですか?
全員に分厚い資料を配るのはコストの無駄になりがちです。通路の来場者には要点をまとめた軽いものを、会話した相手には詳しい資料を、と分けるのがおすすめです。重い資料には専用LPや資料DLのQRを載せ、出展後の行動につなげると効果的です。

配布物の効果はどう測ればよいですか?
配った数ではなく、「会話につながった数」「名刺交換につながった数」「QRからのアクセス数」で測ります。配布物にQRコードを載せておけば、出展後にどれだけアクセスがあったかを把握でき、配布物が成果に寄与したかを評価できます。

ノベルティと資料、どちらを優先すべきですか?
役割が違うので、両方を使い分けます。ノベルティは足を止める・想起してもらう役割、資料は検討を後押しする役割です。通路では軽いノベルティで接触し、会話した相手には資料で深い情報を渡す、という2段階が基本です。

◆ ◆ ◆

Conclusionまとめ:配布物は「配って終わり」にしない

  • 配布物には3つの役割がある:足を止める・会話の糸口・出展後の想起
  • ノベルティ選びの5基準:関連性・実用性・残存性・携帯性・会話誘発性
  • とくに見落としがちなのは「関連性」。自社と無関係な景品はブランドが残らない
  • 配布物は軽い(接触用)/重い(会話相手用)の2段階に分けると費用対効果が上がる
  • 重い配布物に専用LPのQRコードを載せ、出展後のフォローにつなげる
  • 「配り切ること」を目的化しない。配布数ではなく会話・名刺数で評価する
  • 足を止め(3秒ルール)、滞在させ(ブース設計)、配布物で会話・記録し、専用LP(専用LP)とフォロー(フォロー例文)につなぐ——この流れで配布物は活きる

FREE CONSULTING

あなたの配布物、無料で診断します

セルフ診断のスコアをもとに、展示会LOVEの専任ディレクターが
配布物をリード獲得につなげる設計を具体的にお伝えします。

初回相談 0円
オンライン対応
しつこい営業なし

無料相談を申し込む

※お問い合わせフォームに「配布物診断スコア:◯/10」とご記入ください

ABOUT THE AUTHOR
展示会LOVE 編集部

展示会に出展する企業のリード獲得を支援するワンストップサービス。ブース運営スタッフの派遣・出展マーケティング・専用LP制作・フォローアップ・ROI管理まで、展示会の成果を最大化するノウハウを発信しています。

← コラム一覧へ戻る