フォローメール

展示会後フォローメールの書き方と例文テンプレート集

2026.06.05 · 読了 5分

出展翌日〜3日の「黄金期」を逃さない、温度別フォロー例文テンプレート

3
GOLDEN TIME

3温度
HOT / WARM / COLD

7例文
TEMPLATES

展示会で名刺を集めたのに、フォローが「全員に同じ御礼メールを1通」で終わっていませんか。展示会リードが最も商談に転換しやすいのは出展翌日〜3日以内。この黄金期に、相手の温度感に合った内容を届けられるかどうかで、商談化率は大きく変わります。本記事では、展示会支援サービス「展示会LOVE」の知見をもとに、ホット/ウォーム/コールドの温度別フォローメール例文を、件名・本文・狙いとセットで紹介します。すべてBtoB全般でそのまま使える汎用テンプレートです。

Chapter 01展示会フォローメールの基本(なぜ温度別なのか)

展示会フォローメールとは、出展で名刺交換した来場者に対し、商談化を目的として送る後追いの連絡です。重要なのは、全員に同じ文面を送らないこと。来場者の検討度合い(温度感)はバラバラで、同じメールでは刺さりません。

そこで、来場者をホット(今すぐ検討中)・ウォーム(数ヶ月後・比較中)・コールド(情報収集のみ)の3段階に分け、それぞれに最適な内容を送ります。温度の仕分けは、展示会当日のヒアリングで行っておくのが理想です。

3 LEAD TEMPERATURES

HOT|ホット 今すぐ検討中 狙い:商談アポの確定 即日〜翌日に個別連絡 WARM|ウォーム 数ヶ月後・比較中 狙い:関係維持と情報提供 資料・事例で検討を後押し COLD|コールド 情報収集のみ 狙い:接点の維持 負担の軽い御礼+次の接点 温度ごとに「狙い」が違うから、同じメールでは刺さらない

図1:来場者の3つの温度と、それぞれのフォローの狙い

Chapter 02送るタイミングの黄金ルール

フォローメールは、内容と同じくらいタイミングが重要です。展示会リードは時間とともに急速に冷めるため、記憶が鮮明なうちに届けることが鉄則です。

  • ホット:出展当日〜翌日。できれば個別に。アポの日程候補まで添えて、商談確定まで一気に進める
  • ウォーム:出展後2〜3日以内。御礼とともに、検討に役立つ資料・事例を添える
  • コールド:出展後3日以内。負担の軽い御礼で接点を残し、次の機会につなげる

共通して言えるのは、「3日以内」が一つの目安ということです。1週間を過ぎると、来場者はブースでの会話をほとんど覚えていません。スピードはそれだけで差別化になります。

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Chapter 03フォローメール共通の7つの型

温度に関わらず、成果の出るフォローメールには共通の構成要素があります。例文を使う前に、この7つの型を押さえておくと、自社向けにアレンジしても外しません。

01

件名で「どこの誰か」を即座に伝える

来場者は多くの企業と名刺交換しています。件名に展示会名と自社名を入れ、「あのブースか」と一目で思い出せるようにします。例:「【〇〇展】ブースでお話しした△△株式会社です」。

02

冒頭で会話の内容を具体的に思い出させる

「先日はありがとうございました」だけでは記憶が蘇りません。ブースで話したテーマや相手の課題に触れ、「あの話の続き」として読んでもらいます。

03

相手にとっての「次の一歩」を1つに絞る

アポ依頼・資料DL・面談予約など、求める行動を1通につき1つに絞ります。複数のお願いを並べると、どれも選ばれません。

04

相手の負担を下げる(日程候補・所要時間を明示)

「ご都合いかがですか」より「来週の火・水・木で30分ほど」と候補を出すほうが返信率が上がります。考える手間を相手に負わせないのがコツです。

05

温度に応じて「売り込み度」を調整する

ホットには商談を、コールドには情報提供を。温度を超えた売り込みは逆効果です。相手の検討段階に歩幅を合わせます。

06

長くしすぎない(スマホで読める量に)

フォローメールはスマホで開かれることが多いため、ひと目で要点が分かる長さに抑えます。詳細は資料やLPへのリンクに逃がします。

07

署名と導線を整える

会社名・担当者・連絡先に加え、展示会専用LPや資料ページへのリンクを署名に添えます。返信しなくても次の行動が取れる導線を残します。

Chapter 04温度別フォローメール例文テンプレート

ここからは、そのまま使える例文です。〔 〕の部分を自社の情報に置き換えるだけで使えます。まずは出展翌日に送る1通目を、温度別に紹介します。

ホット向け|出展当日〜翌日/狙い:商談アポの確定

件名:【〔展示会名〕】ブースでお話しした〔自社名〕です(〔相手の課題〕の件)

〔相手の会社名〕
〔相手のお名前〕様

先日は〔展示会名〕の弊社ブースにお立ち寄りいただき、ありがとうございました。〔自社名〕の〔担当者名〕です。

〔相手が話していた課題:例「〇〇の工数削減」〕についてご相談いただいた件、ぜひ具体的なご提案をさせてください。お役に立てそうな〔事例/プラン〕がございます。

つきましては、30分ほどオンラインでお時間をいただけないでしょうか。下記の候補からご都合の良い日時をお知らせください。
・〔候補日1〕/・〔候補日2〕/・〔候補日3〕

ご多用のところ恐れ入りますが、よろしくお願いいたします。
〔署名:会社名・担当者・連絡先・LP/資料リンク〕
ホット向け1通目の例文

ウォーム向け|出展後2〜3日/狙い:関係維持と検討の後押し

件名:【〔展示会名〕】御礼と、〔相手の関心テーマ〕の参考資料をお送りします

〔相手の会社名〕
〔相手のお名前〕様

先日は〔展示会名〕の弊社ブースにお立ち寄りいただき、ありがとうございました。〔自社名〕の〔担当者名〕です。

〔相手の関心テーマ〕についてご関心をお寄せいただいたかと存じます。ご検討の参考になりそうな〔資料名/導入事例〕をお送りしますので、お時間のあるときにご覧ください。
▼〔資料・LPのリンク〕

ご不明な点や、詳しい話を聞きたいタイミングがございましたら、いつでもお気軽にご連絡ください。

今後ともよろしくお願いいたします。
〔署名〕
ウォーム向け1通目の例文

コールド向け|出展後3日以内/狙い:接点の維持

件名:【〔展示会名〕】ブースへのご来場ありがとうございました(〔自社名〕)

〔相手の会社名〕
〔相手のお名前〕様

先日は〔展示会名〕の弊社ブースにお立ち寄りいただき、ありがとうございました。〔自社名〕の〔担当者名〕です。

弊社では〔提供価値を一言〕に取り組んでおります。今後、お役に立てる情報やイベントがございましたら、折に触れてご案内させていただければ幸いです。

もしご興味のあるテーマがございましたら、〔資料ページ/メルマガ〕もご活用ください。
▼〔リンク〕

引き続きよろしくお願いいたします。
〔署名〕
コールド向け1通目の例文

よくある失敗

全員に同じ「テンプレ御礼メール」を送ってしまう

温度を無視した一斉送信は、ホットなリードには物足りず、コールドなリードには重く感じられます。同じ1通は、全員にとって最適ではない1通です。最低でもホットだけは個別に、温度別に文面を分けることをおすすめします。

Chapter 052通目以降(ナーチャリング)の設計

1通目で返信がなくても、そこで終わりにしないことが重要です。とくにウォーム・コールドは、すぐに動かないだけで見込みが消えたわけではありません。関係を保ちながら、検討のタイミングを待つのがナーチャリング(リード育成)です。

2通目以降の基本パターン

  • ホット(返信なし):3〜4日後に、別の切り口(事例・無料相談)で再アプローチ。しつこくならない範囲で1〜2回
  • ウォーム:1〜2週間おきに、役立つ情報(事例・ノウハウ・セミナー案内)を提供。売り込みは控えめに
  • コールド:メルマガや定期的な情報配信のリストに入れ、長期的に接点を維持する

2通目以降は、毎回「相手にとっての価値」を1つ持たせるのが鉄則です。御礼やお願いだけのメールを繰り返すと、開封されなくなります。前述の展示会専用LPや資料を、提供価値の受け皿として活用すると効率的です。

MODEL CASE

温度別フォローを設計した場合の典型的な変化(モデルケース)

全員一斉の御礼メール1通だけだった状態から、温度別の1通目+2通目以降のナーチャリングを設計すると、同じ名刺リストでも商談化率が改善するのが一般的な傾向です。とくに効果が出やすいのは、ホットへの即日個別連絡と、ウォームへの継続的な情報提供の2点です。

変える点
一斉送信 → 温度別+継続フォロー
効きやすい順
ホット即日 → ウォーム育成
名刺リスト
変化なし
タイミングと温度の一致

※一般的な傾向をもとにしたモデルケースです。実際の数値は業種・商材・運用体制により異なります。

Checkセルフ診断|あなたのフォローは黄金期を活かせているか

自社の展示会後フォローが、商談化につながる設計になっているかを、以下の10項目で診断してみてください。該当する項目をタップすると、チェックした数が下にカウントされます。

あなたの展示会フォローを自己診断

該当する項目をタップして✓を付けてください。チェックした数が下にカウントされます。

YOUR SCORE

/ 10
チェックの数で、あなたのフォロー設計の現在地を確認
  • 0〜3個一斉送信フェーズ
  • 4〜6個温度別フェーズ
  • 7個以上育成フェーズ
LEVEL 01 / BASIC

0〜3個:一斉送信フェーズ|黄金期を活かしきれていない段階

全員に同じメール、あるいはフォロー自体が後手に回っている状態です。まずは「出展翌日のホット向け個別メール」と「温度別の仕分け」の2点から始めましょう。タイミングと温度を合わせるだけで、同じリストからの商談数が変わります。

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LEVEL 02 / GROWTH

4〜6個:温度別フェーズ|1通目は最適化できています

温度別の1通目は設計できているレベルです。ここからは、返信がなかったリードへの2通目以降(ナーチャリング)を整え、ウォーム・コールドを長期的に育成することで、取りこぼしを減らせます。提供価値のある情報を定期的に届ける設計が鍵です。

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LEVEL 03 / ADVANCED

7個以上:育成フェーズ|温度別フォローと育成が回っている段階

1通目から継続フォローまで設計できている高水準の状態です。ここから先は、フォロー文面のABテスト、開封・返信・商談化の計測に基づく改善、CRM/SFAとの連携自動化に進むフェーズです。フォローを「属人的な作業」から「再現性のある仕組み」へ引き上げる段階に入っています。

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FAQよくある質問

フォローメールは1通だけで十分ですか?
1通だけでは不十分です。とくにウォーム・コールドは1通目で動かないことが多く、2通目以降のフォローで商談化するケースが少なくありません。1通目で返信がなくても、価値ある情報を持たせた継続フォローを設計しておくことをおすすめします。

名刺の数が多すぎて、個別対応が難しいです。
全件を個別対応する必要はありません。ホットだけは個別メール、ウォーム・コールドは温度別のテンプレートを使い分けるのが現実的です。当日のホット/コールド仕分けができていれば、優先順位をつけて効率よくフォローできます。

フォローメールはどのくらいの長さが適切ですか?
スマホでひと目で要点が分かる長さが目安です。長文よりも、会話を思い出させる導入・1つに絞ったお願い・負担の低い次の一歩、という簡潔な構成が返信されやすくなります。詳細は資料やLPへのリンクに逃がしましょう。

メールではなく電話や郵送のほうが良いですか?
温度によって使い分けます。ホットは電話や個別メールでスピード重視、ウォーム・コールドはメールで負担を抑えるのが基本です。手書きの礼状などは印象に残りやすい一方で工数がかかるため、ホットに限定するなど優先度をつけて使うと効果的です。

フォローの効果はどう測ればよいですか?
開封率・返信率・商談化率を温度別に記録するのが基本です。どの温度・どの文面が反応が良いかを把握できれば、次回のフォロー文面やタイミングを改善できます。フォローも「送って終わり」ではなく、計測して改善するサイクルに乗せることが重要です。

◆ ◆ ◆

Conclusionまとめ:フォローは「温度 × タイミング」で決まる

  • 展示会リードが最も商談化しやすいのは出展翌日〜3日以内の黄金期
  • 全員に同じメールは禁物。ホット/ウォーム/コールドの温度別に文面を分ける
  • ホットは即日個別+日程候補、ウォームは資料提供、コールドは負担の軽い御礼で接点維持
  • 共通の7つの型:件名で誰か明示/会話を思い出させる/次の一歩を1つに/負担を下げる/売り込み度の調整/簡潔に/署名と導線
  • 1通で終わらせず、2通目以降のナーチャリングで取りこぼしを防ぐ
  • 足を止め(3秒ルール)、専用LPで受け止め(受け皿設計)、温度別フォローで商談化し、数字で改善する(ROI管理)——この流れで成果が積み上がる

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展示会LOVE 編集部

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